先ほど蔵から運び出した部材を順序よく
差し込んで行くと段々櫓が出来上がってくる。
プラモデルを組み立てるのと全く同じだ。
ひとつ違うところは、設計図が無いところだろう。
しかし大昔の車方から引き継がれた組み立ての
段取りを我々が伝授し、また後生に
引き継いで行かなければならない。